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カーブ式

 これは折に触れて書いた文章を集めたもので、一貫した内容などはない。章の名に京阪電車の駅名を使っているが、全く関係のない文章も多く、目印のようなものにすぎない。  また、事実や現状に重きを置いているわけではないので、フィクションというほどのこともないが、書いてあることを信じるのは避けてほしい。

0097.清方と松園(美術館の記憶)

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0097.清方と松園(美術館の記憶)

 2017年10月28日、京都文化博物館で鏑木清方の「二人づれ」を見た。雪がちらつく中を、着物の女二人が一本の傘によりそって歩いている。美人画を見てほんとうにいいと思ったのは、それがはじめてだった。
 となりにかかっていた上村松園は、同じ雪の美人画でも踊りのようで、清方のしんみりした絵をいっそう引き立てていた。
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