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カーブ式

 これは折に触れて書いた文章を集めたもので、一貫した内容などはない。章の名に京阪電車の駅名を使っているが、全く関係のない文章も多く、目印のようなものにすぎない。  また、事実や現状に重きを置いているわけではないので、フィクションというほどのこともないが、書いてあることを信じるのは避けてほしい。

0092.秋すでに

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0092.秋すでに

秋すでに石へとかえる石仏

 ある年の秋、葛城のほうにある九品寺という寺に行った。
 駅でもらった地図を眺めていると、カーブミラーが目印になっている所がある。カーブミラーなんかいくらでも立っているのではないかと、いぶかしく思いながら歩いていたら、やはり道に迷った。
 その後、畦道を歩いたり、トラックの行き交う国道にさまよい出たり、どこかで地図を落としたりしながら、ようやくたどり着いた寺で詠んだのが、この句だった。
 南北朝時代だかの石仏は、長年の風雨によってほとんど石に帰りかけた姿で、おだやかに日を浴びていた。
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