忍者ブログ

カーブ式

 これは折に触れて書いた文章を集めたもので、一貫した内容などはない。章の名に京阪電車の駅名を使っているが、全く関係のない文章も多く、目印のようなものにすぎない。  また、事実や現状に重きを置いているわけではないので、フィクションというほどのこともないが、書いてあることを信じるのは避けてほしい。

0079.地下のフォートリエ(美術館の記憶)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

0079.地下のフォートリエ(美術館の記憶)

 2014年11月3日、国立国際美術館の地下3階で、ジャン・フォートリエの連作「人質」を見た。もっと寒い時期だと思っていたが、記憶の中で季節が進んでしまったらしい。
 いま地上で何かが起こって、ここに居合わせた、わずかばかりの人数だけが生き残ったら、どんな世界が生まれるだろう。フォートリエに関心のある人ばかりの偏った世界も悪くないなどと、らちもない考えを巡らせていた。
 しかし、そのような月並みな空想にさえ、いくばくかの現実味を与え、不安をもたらすような強さを、フォートリエの作品は持っていた。
PR

コメント

プロフィール

HN:
kanikakuni
性別:
男性

P R