忍者ブログ

カーブ式

 これは折に触れて書いた文章を集めたもので、一貫した内容などはない。章の名に京阪電車の駅名を使っているが、全く関係のない文章も多く、目印のようなものにすぎない。  また、事実や現状に重きを置いているわけではないので、フィクションというほどのこともないが、書いてあることを信じるのは避けてほしい。

0059.光善寺

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

0059.光善寺

 高架化の終わった今となっては想像するのも難しいが、かつて光善寺といえばカーブ上にのけぞって止まる斜めの駅だった。
 京都方面行に乗ってみよう。この駅には準急以下が止まる。通過ではとうていその醍醐味は味わえない。
 香里園を出た電車は、右手に片側一車線の狭い道路を見ながらいくつかの踏切を超えていく。踏切を待つ車を避ける場所がないので、あちこちで短い渋滞が起きている。左手は住宅地がせまり、いったいどのようにして高架化が進むのか、工事が着手するまでは、ただ空虚な計画があるだけだと思っていた。
 さて光善寺だ。車体がのけぞっているのが、明らかにわかる。扉が開いてもあせってはいけない。電車とホームのあいだは、大人でもすこし怖いほどに隙間がある。
PR

コメント

プロフィール

HN:
kanikakuni
性別:
男性

P R