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カーブ式

 これは折に触れて書いた文章を集めたもので、一貫した内容などはない。章の名に京阪電車の駅名を使っているが、全く関係のない文章も多く、目印のようなものにすぎない。  また、事実や現状に重きを置いているわけではないので、フィクションというほどのこともないが、書いてあることを信じるのは避けてほしい。

0036.国宝の絵巻

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0036.国宝の絵巻

 国宝の絵巻を見た話をしよう。
 その美術館は空襲で焼けたお屋敷の、焼け残った蔵と茶道具で成り立っていて春と秋にだけ開館する。
 そのとき出ていたのは玄奘三蔵の絵巻で、これほど色がしっかり残っているのはめずらしいらしい。
 というのは、なんとかいう寺に長く蔵されていたが、住職が変わる時にしか巻を開かない、しかも最初はお義理にも目を通すが、たいてい真ん中はとばして最終巻にいくので、中間の何巻かがとくに状態がいいらしい。
 そういうことを解説で聞いたのだ。青はとくに残りにくいのだという。
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